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半腱様筋の働き

2014/2/20

前回に続きハムストリングスの解説です。前回外側ハムストリングスを解説したので、今回は内側ハムストリングスを構成する筋肉の1つ、半腱様筋の解説です。

半腱様筋の構造

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半腱様筋は坐骨結節の内側面から起こり、大腿骨の後内側を通って脛骨粗面内側に停止します。
支配神経はL5〜S2脛骨神経です。

半腱様筋の作用

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半腱様筋が収縮すると、股関節の伸展と膝関節の屈曲・内旋に作用します。大腿骨の外側を走行する外側ハムストリングスとは膝関節の内外旋のみ異なる作用を持ちます。

鵞足の形成

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今回解説した半腱様筋と縫工筋・薄筋の3つの筋肉は同じく脛骨の内側に停止します。この3つの筋肉が腱となって集合する部分をその見た目から「鵞足」と呼びます。
膝関節の回旋運動に大きな影響を受け、スポーツや歩行時の機械的ストレスを受け易い事から、この部分を痛める事が非常に多く、鵞足炎と呼ばれています。膝関節部分の腫脹や痛みの原因となる事があるので、臨床的に重要なポイントです。

次回は半膜様筋の解説です。

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