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薄筋の働き

2014/2/25

これまでの解説で半腱様筋縫工筋と鵞足に関わる筋肉が登場したので、今回は鵞足を形成する筋肉の残り1つ薄筋の解説です。

薄筋の構造

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薄筋は恥骨結合の外側から起こり、鵞足となって脛骨粗面内側に停止します。
支配神経はL2〜L4閉鎖神経です。
縫工筋の様に骨盤の外側から回り込む様な走行はとらず、骨盤の内側から大腿の最内側を走行して脛骨に付着します。

薄筋の作用

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薄筋が収縮すると、股関節を内転方向に動かします。更に鵞足を形成する他の筋と共に膝関節の屈曲と内旋にも作用します。
大腿内側の最浅層にあるため、この筋肉の触診も簡単です。後面から内側ハムストリングスを確認し、そのまま大腿の内側を触れると触診する事ができます。

縫工筋・薄筋・半腱様筋の関係

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鵞足を形成する3つの筋肉は上の図の様に走行します。縫工筋は上前腸骨棘から、薄筋は恥骨結合外側から、半腱様筋は坐骨結節からそれぞれ起こり、脛骨粗面内側に停止します。
骨盤から下腿にかけて、大腿の内側を覆っているのが分かります。

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