2014/3/11
前回の長内転筋に続き、内転筋群の解説です。今回は恥骨と大腿骨に走行する短内転筋の解説です。
短内転筋の構造
短内転筋は恥骨下枝から起こり、長内転筋と共に大腿骨粗線内側唇に停止します。
支配神経はL2〜L4閉鎖神経です。
短内転筋の作用
短内転筋が収縮すると、股関節の内転に作用します。また股関節屈曲の補助筋としても働きます。
長内転筋と短内転筋
長内転筋と短内転筋の走行はほぼ同じで、長内転筋が表層に、短内転筋がその下を走行しています。
その為この筋肉は単独で触診する事ができません。