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姿勢保持に重要な「脊柱起立筋」を構成する9つの筋肉

2014/4/7

脊柱起立筋は脊椎を背部から支え、体幹を伸展させる筋肉として知られています。特に重力下に二足歩行で生活している人間には非常に重要な筋肉といえます。脊柱起立筋は一つの名称として呼ばれていますが、実は9つもの部位に分かれた筋肉です。

脊柱起立筋は大きく分けて3部構成

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脊柱起立筋は大きく分けて3つの筋肉からなり、その3つの筋肉は更に3つの筋肉から構成され、合わせて9つの筋肉となります。
上の図にある様に、一番脊椎に近い細い筋を「棘筋」その一つ外側を走るのが「最長筋」更に外側を走るのが「腸肋筋」です。

脊柱起立筋を更に9つに分類

3つの筋肉は頭部・頚部・胸部・腰部と走行によって名称が変わり、まとめると以下の様になります。

棘筋

  • 頭棘筋
  • 頸棘筋
  • 胸棘筋

最長筋

  • 頭最長筋
  • 頸最長筋
  • 胸最長筋

腸肋筋

  • 頸腸肋筋
  • 胸腸肋筋
  • 腰腸肋筋

この様に脊柱起立筋は頭部から腰部までの脊椎を3つの異なる走行から支えている事が分かります。一つ一つの筋自体は小さいですが、こうして細分化される事により、脊椎の柔軟な動きに対応出来るようになっています。

脊柱起立筋の作用

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脊柱起立筋が収縮すると、全体として体幹の伸展に作用します。また、片側だけが収縮すると体幹を側屈や回旋させる作用も持ちます。その他にも姿勢の維持に常に関与しており、脊椎を直接支え、様々な脊椎の運動に対応します。

身体を反らせる方向に働く為、いわゆる「良い姿勢」に必要とされますが、体幹を伸展させすぎると頸椎や腰椎に過剰に負荷がかかります。腹筋群や広背筋など他の筋肉と前後のバランスが非常に重要です。

9つの筋肉のそれぞれの働きについては次回から解説していきます。

 

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