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内腹斜筋の働き

2014/3/31

前回の外腹斜筋に続き、今回は外腹斜筋と反対に走行する内腹斜筋の解説です。

内腹斜筋の構造

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内腹斜筋は鼠径靱帯・腸骨稜・胸腰筋膜から起こり、第10〜12肋骨に停止します。下方から上方に走行しているのが特徴です。
支配神経はT5~T12肋間神経や腸骨下腹神経・腸骨鼡頚神経の支配を受けます。

内腹斜筋の作用

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内腹斜筋が収縮すると体幹の屈曲・側屈・体幹の同側回旋に作用します。また、他の腹筋群と共に腹圧を高める作用も持ちます。