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胸鎖乳突筋の働き

2014/1/23

今回は側頭骨と胸骨・鎖骨に付着する筋肉である胸鎖乳突筋の解説です。この筋肉は頚部の主要な筋肉の一つです。また頚部の回旋障害など臨床的にも課題となる筋肉です。

胸鎖乳突筋の構造

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胸鎖乳突筋は胸骨柄と鎖骨頭から起こり、側頭骨の乳様突起に付着します。支配神経は運動を脳神経である副神経。知覚を頚神経に支配されます。

胸鎖乳突筋の作用

胸鎖乳突筋は片側が収縮した場合と両側が同時に収縮した場合とで作用が異なります。特に片側の動きがイメージし難い場合が多いので、下の図で確認してみて下さい。

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胸鎖乳突筋が片方収縮すると、頚部を反対側に回旋させ、やや傾けます。頚を回旋させる時に反対側の胸鎖乳突筋を触れるとその収縮が良く確認できます。

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胸鎖乳突筋は両方収縮すると、頭部を前下方に引きます。また胸骨と鎖骨に付着する事から、頭部が固定された状態でこの筋肉が収縮すると胸骨と鎖骨に作用し、呼吸の補助筋としても働きます。

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