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腓腹筋の働き

2014/3/13

今回は下腿の筋肉の解説です。始めに紹介するのは、ふくらはぎの筋肉として有名な腓腹筋の解説です。

腓腹筋の構造

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腓腹筋は内側頭と外側頭の二頭に分かれて起こります。
内側頭は大腿骨内側上顆から起こり、外側頭は大腿骨外側上顆から起こります。二頭は合流して腓腹筋腱(アキレス腱)となり踵骨に停止します。
支配神経はL4〜S2脛骨神経です。

腓腹筋の作用

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腓腹筋は大腿骨から下腿骨を経て踵骨に停止する二関節筋の為、二つの関節の動きに関与します。
腓腹筋が収縮すると、膝関節を屈曲させます。また足関節部では足関節の底屈に作用します。