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大腰筋の働き

2014/3/5

今回は胸・腰椎から大腿骨にかけて走行し、股関節の働きに協力に作用し、姿勢制御にも重要な大腰筋の解説です。

大腰筋の構造

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大腰筋は第12胸椎と第1〜4腰椎から起こり、大腿骨の小転子に停止します。
支配神経はL2〜L4大腿神経です。

大腰筋の作用

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大腰筋が収縮すると大腿直筋と共に股関節を屈曲します。また僅かに股関節を外旋させる作用も持っています。

股関節固定時の作用

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大腰筋は姿勢保持の為の筋肉としても重要で、股関節が固定された状態で収縮すると姿勢に関する様々な働きを持ちます。
上の図の様に大腰筋が両側同時に収縮すると、腰椎の前湾を促します。

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更に大腰筋が片側だけ収縮した場合、腰椎を同側に側屈させ、反対側へ回旋させる作用を持ちます。その為、この筋肉に左右差がつくと、姿勢制御や、腰椎の安定性の低下など様々な問題を引き起こします。
次回解説する、腸骨筋と合わせて「腸腰筋」と呼ばれ、腰部の問題や姿勢の問題解決に欠かす事の出来ない筋肉です。

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