長内転筋の働き
2014/3/10
今回は恥骨から大腿骨にかけて走行する内転筋群の一つ、長内転筋の解説です。
長内転筋の構造
長内転筋は恥骨結合・恥骨稜から起こり、大腿骨内側の粗線内側唇に停止します。
支配神経はL2〜L3閉鎖神経です。
長内転筋の作用
長内転筋が収縮すると、その名の通り大腿骨を内転させます。
また、恥骨上枝から大腿骨にかけて後下方に走行している為、股関節を屈曲する作用も持ちます。
股関節を屈曲位にして、内転をかけるとこの筋肉の収縮が確認しやすくなります。
次回は短内転筋の解説です。