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尺側手根屈筋の働き

2014/4/28

尺側手根屈筋は手関節に作用する筋肉で、前腕の内側を走行する筋肉です。

尺側手根屈筋の起始と停止

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尺側手根屈筋は二頭を持つ筋肉で、上腕頭と尺骨頭に分かれて起こります。
上腕頭は上腕骨の内側上顆から、尺骨頭は、肘頭・尺骨後縁から起こり、豆状骨・豆中手靭帯・第5中手骨に停止します。

尺側手根屈筋の作用

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尺側手根屈筋が収縮すると、手関節を掌屈させます。また手関節を小指側に側屈する尺屈にも作用します。

尺側手根屈筋と橈側手根屈筋

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尺側手根屈筋と橈側手根屈筋は上腕骨内側上顆という同じ起始部を持ち、そこからそれぞれ橈側・尺側に走行します。
2つの筋肉で強力に手関節を動かすため、しばしば内側上顆炎の原因とも言われます。