斜角筋群の構成
2014/1/27
今回は頚部の深層筋である斜角筋の解説です。斜角筋群は頚椎から起こる3つの筋肉の総称で、それぞれ走行が分かれています。今回は一つ一つの筋肉を解説する前に、その全体像を解説していきます。
斜角筋群の構造
斜角筋群は上の図の様に前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋から成っています。それぞれ第2〜7頚椎の横突起から起こり、肋骨に停止します。支配神経は頚神経叢と腕神経叢に支配です。筋の走行によって支配神経が違いますが、詳細は次回解説する事にします。
斜角筋群の作用
斜角筋群が全体として収縮すると頭部を同側に側屈させます。また、肋骨に付着している為呼吸の補助筋として働く事も知られています。
次回は前斜角筋の解説です。